渋谷員子のドットの匠

渋谷員子のドットの匠 インデックス

こんにちは、渋谷です。 みなさん、ドットの修行は続いているでしょうか? 今回はぐっと世界が広がる簡単な背景の描き方を教えちゃいます。 ちょっと難しい部分もありますが、焦らず、落ち着いていきましょう。
第1回「女の子キャラクターの描き方」
第2回「女の子キャラクター(リンダ)を歩かせる」
第3回「背景の描き方」
イメージ、設定作り
芝生
城壁
城壁を応用
応用次第で他も描けます
次回のお知らせ
第4回「小物の描き方」

イメージ、設定作り

RPGではおなじみ、
いろいろな人々との出会いがあり、宿屋で体力を回復したり、
アイテムを買ったり、旅の重要な情報を教えてくれる重要な場所、
今回は城下町をイメージしてみましょう。

次のステップへ進む

芝生

まずは、これから描く芝生、木(および池も)で使用するパレットを作りましょう。
このRGB値をグラフィックエディタのパレットに入力してください。

芝生、木で使用するパレットのRGBの値
0番
1番
2番
3番
4番
5番
6番
7番
0,0,0
9,21,4
7,19,4
5,17,3
3,13,1
1,8,0
1,7,0
15,13,0
透明で表示
芝生、木で使います
芝生、木で使います
芝生、木で使います
芝生、木で使います
芝生、木で使います
芝生、木で使います
芝生、木で使います
8番
9番
10番
11番
12番
13番
14番
15番
9,8,0
0,0,0
0,0,0
0,0,0
0,0,0
0,0,0
0,0,0
0,0,0
芝生、木で使います
使用しません
使用しません
使用しません
使用しません
使用しません
使用しません
使用しません


16*16ドットを1パーツとしてマップを構成していきます。
まず最初に街の基本となる緑の芝生を描きましょう。
まず、16*16のドットを緑(パレット4番)で塗りつぶして。
薄い緑でてんてんてん。。。とまばらに打ちます。
てんてん。。だけでも十分芝生のようになりますが、もう少し描きこんでみましょう。
真ん中一本を伸びた感じに。
明るい色をのせてみると少し立体感が出ます。
草地や岩場、海などのパーツを、連続して並べて行く場合に大切なのは、
なるべく、パーツの継ぎ目を感じさせない事です。
四角い形が強調されたり、奇妙な模様に見えてしまう事もあります。
様子を見ながら一つづつ、確認しながら打ってください。

次のステップへ進む

木を描きます。

今回のメインイベントです。
途中でくじけそうになるかもしれませんが、がんばりましょう!

芝生の上に乗せるので、同じ緑色(パレット4番)で塗りつぶして。
一番薄い緑(パレット1番)ででおもちのようなかたまりを二つ、重ねて形をとります。
葉の部分ですね。
茶色(パレット7番)で、幹も入れておくと感じがつかめるでしょう。
2番目に濃い色(パレット5番)でふちを囲みましょう。
葉に基本となる影(パレット3番)をつけます。
今回は、左から光が当たっている感じにします。
無理に葉っぱを表現しようとしないで、かたまりとして捉えましょう。
丸いおもちにまるーく影を入れるように。

※この段階でもちゃんと木に見えるので、ここで完成でも構いませんよ!
基本の影の色よりも少し明るい色(パレット2番)で、
最初に形を取った緑色になじませるようにドットを打ちます。
ぼかすように。
次は、基本の影の色よりもひとつ濃い色(パレット4番)で、
影を濃くしていきます。

※ここで完成でもOK!
おもちのような、上下二つのかたまりの境目がはっきりしすぎているので
やわらげましょう。
まだ少し硬いかな?
左側、光のあたっているほうの薄い影をつなげてみます。
自然なグラデーションに。
一番濃い緑色(パレット6番)で、木の下部分のふちを濃くします。
木の影が落ちている感じです。
これでほぼ完成ですが、もう一息。
全体の角ばっている部分を調整して、葉のやわらかさを表現しましょう。
この作業がドットを描いていて、一番楽しい部分ですね。
でも、あまり描き込みすぎると方向性を見失うので、ほどほどに!
このまま芝生と一緒に並べて置くと、
木のまわりが、緑色のベタで四角く目立ってしまうので、処理しましょう。
最後は木のまわりのあいている部分に、
先ほど描いた芝生の絵と同じ位置に、てんてん。。。と
草を描きこんでできあがり。

次のステップへ進む

城壁

お城を作ったり、街を囲むための壁です。

例によって、まずは、これから城壁、家で使用するパレットを作りましょう。
このRGB値をグラフィックエディタのパレットに入力してください。
入力の際、背景バンク数を切り替えるのをお忘れなく!!

城壁、家で使用するパレットのRGBの値
0番
1番
2番
3番
4番
5番
6番
7番
0,0,0
13,13,13
10,10,10
7,7,7
3,3,3
30,30,26
25,22,19
12,8,5
透明で表示
城壁で使います
城壁で使います
城壁で使います
城壁で使います
家で使います
家で使います
家で使います
8番
9番
10番
11番
12番
13番
14番
15番
6,4,2
28,20,13
26,17,8
26,13,1
20,0,0
0,0,0
0,0,0
0,0,0
家で使います
家で使います
家で使います
家で使います
家で使います
使用しません
使用しません
使用しません


16*16をグレー(パレット2番)で塗りつぶします。
濃いグレー(パレット4番)で横線を均等にひきます。
この場合、3ドット間隔がちょうど良いです。
同じ色(パレット4番)で縦線を規則的にいれて、レンガが
積み重なっているように見せます。
芝生の時と同じように、規則的に並べても継ぎ目なしに作る事が、
大切ですよ。
平坦な感じがするのでハイライト(パレット1番)を入れて立体的にします。

このままだとキレイで新しいレンガになりますが、
角を欠けさせたり、汚れたようにドットを打つと、古い廃墟のようなレンガにもなります。

次のステップへ進む

城壁を応用

基本のレンガを応用していろいろなパーツを作ります。

壁に限らず、建物を組み立てるにあたって、必要なパーツは、

上部:左端、真ん中、右端
中部:左端、真ん中、右端
下部:左端、真ん中、右端

という構成になっています。
バリエーションのある建物が組み立てられる訳ですね。

この構成に合わせてレンガ壁のパーツを作るとこのようになります。
今回、上部はひとつのパーツで真ん中も右端も使い回しします。
上部:     
中部:     
下部:     
窓や特徴あるデザインの壁を作る時は「 中部 真ん中 」のパーツを応用します。




BGレイアウトエディタを使うとこのように並べることもできますよ。
どうです?城壁に見えるでしょ?

次のステップへ進む

家の屋根を作ります。
16*16をオレンジ(パレット11番)で塗りつぶします。
瓦を形(パレット8番)を描いていきます。
重なってみえるように影(パレット12番)を入れます。
これが基本の「 中部 真ん中 」パーツです。
今回何度も出てきた「真ん中は並べても継ぎ目なし」ですね。
ハイライト(パレット9番)も入れましょう。

レンガと同じように上、中、下とパーツごとに手を入れてみましょう。
上部:     
中部:     
下部:     

家の壁も基本的には城壁と同じように。
パーツを描き足せば、2階建てやオシャレな家も作れますよ。
ドアも忘れずにね。
      
        


次のステップへ進む

応用次第で他も描けます

芝生のてんてん。。。と建物のパーツ構成を応用すれば池(大きくすれば湖)もできますよ。

ぜひ試してみてくださいね。
    
    
    

次回のお知らせ

次回のお知らせ

これでひととおり、街を構成する要素は揃ったと思います。
後は、みなさんの想像の世界にあるどこかの国のどこかの街を完成させてあげてください。
その街には前回描いたリンダやその家族、友達、ボーイフレンドはいるでしょうか??



さて、背景を描いてみていかがだったしょうか?
キャラクターの時と同じように、想像力も大事ですが背景は観察力も必要です。
そして継ぎ目のない美しい真ん中パーツ!

コツを掴むには練習あるのみ!

慣れてきたら完成図にあるような石畳にもトライしましょう。

次回はRPGに出てきそうな小物を描いてみます。
背景とキャラクターに小物を組み合わせると、もっともっと雰囲気がでますよ!
お楽しみに!!

Copyright (C) 2008 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.